上 棟 之 儀 (木造建築の場合)
■千歳棟
(せんざいとう)
祭壇の前で、頭領が御幣を高く掲げ、左・右・左と三回振る。
この時「
せんざいとう」と発する。次に御幣の下端で所定の板を打つ。
棟木の両端に位置した工匠二名が「おー」と答え、掛矢で棟木をたたくこと一度。
以上の所作を三回繰り返す。
↑ 掛矢=木槌
■万歳棟
(ばんざいとう)
祭壇の前で、頭領が御幣を高く掲げ、左・右・左と三回振る。
この時「
ばんざいとう」と発する。次に御幣の下端で所定の板を打つ。
棟木の両端に位置した工匠二名が「おー」と答え、掛矢で棟木をたたくこと一度。
以上の所作を三回繰り返す。
■永永棟
(えいえいとう)
祭壇の前で、頭領が御幣を高く掲げ、左・右・左と三回振る。
この時「
えいえいとう」と発する。次に御幣の下端で所定の板を打つ。
棟木の両端に位置した工匠二名が「おー」と答え、掛矢で棟木をたたくこと一度。
以上の所作を三回繰り返す。